ACP勉強会~もしバナゲーム
もし、余命があと半年から一年だとしたら、あなたは人生の最期にどんなことを大事にしたいですか?
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の勉強会として、「もしバナゲーム」を皆でやってみました。「縁起でもない話」を気軽に話すきっかけを作るためのカードゲームです。
35枚のカードには、「家族と一緒に過ごす」「誰かの役に立つ」「私の思いを聴いてくれる人がいる」などの言葉が書いてあります。その中で自分の所に巡ってきた大切な言葉を選び、最終的に選りすぐりのカードが5枚残り、さらにその中から3枚を選びます。各自がなぜそのカードを選んだかをグループメンバーに説明をします。
家族のことを思う人、痛みや苦しみがないこと願う人、やり残した事をやり切りたい人など・・・。それぞれの価値観があり、「人生の最期」を一括りで考えることは出来ないということを実感しました。
カードを選ぶ過程での気持ちの揺れや変化、他者の反応。最期が近くなった方も同じような感覚があるのではないでしょうか。気持ちの疑似体験をすることで、利用者様への言葉かけや接し方が変わっていくように感じます。
またいつか、みんなでこのゲームをやってみたいと思います。 ケアマネージャー 長田