ケアマネ の長田です。
先週は成人式のニュースが沢山あり、自分の時を思い出していました。
双子の妹と。あぁ、遠い昔…。
成人式のあとはその日のうちに愛知県のアパートへ戻り、後期のテストの準備。
２日後、大きな地震で目が覚めました。
阪神大震災。
テストを受けに大学へ行くと、地震の話題で溢れていました。
今のように携帯電話も普及していなかった時代。情報が少ない中、じわじわと大変な事態になっているのが分かってきました。
1月末からの春休み。社会福祉学部の仲間たちの中には、ボランティアに行く人も多くいました。
私は、怖くて行けなかった。
コンビニの募金箱にお金を入れるぐらいしかできなかった。
昨年末に、「すずめの戸締まり」という映画を観ました。
災いが出てこないように、鍵をかける。
ストーリーも素晴らしかったですが、途中からは言葉にできない感情が溢れ出してきて、涙が止まりませんでした。
今まで生きてきた中で見聞きした、災いや禍い。人々の思いや、私自身が経験してきた感情、後悔。
忘れかけていた事を、忘れないように。
成人式で思い出す、震災。28年。
