総務の鈴木です。
12月31日《大晦日》
子どもの頃から誰しも使い慣れた言葉であっても、いざ本来の意味や由来を考えてみると意外と知らないものです。
大晦日の「晦日」とは月末のことをいいます。「みそか」という言葉は、月の30番目の「三十日」に由来しますが、実際の日付に関係なく月の最終日を意味しています。
12月31日は1年の最後の月の最終日であることから、「大晦日」となりました。
古来、お正月には新年の神様である「年神様(としがみさま)」がやってくるとされ、年神様をお迎えするために様々な行事が形成されていきました。
そのため、大晦日は寝ずに年神様を待つという習わしがあるそうです。
そして、除夜の鐘の「除」には、古きを捨て新しきを迎えるという意味があります。いずれにせよ、1年の終わりを告げて新年を迎えることを知らせる鐘と言えるでしょう。
本来の意味や由来を知る事で、大晦日の過ごし方が変わるかもしれません。
本年も大変お世話になり、ありがとうございました。
来年もすばらしい年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。